ショートケア表彰
ショートケア表彰
この度、当大学附属病院心身医療科において実施している「心身医療科ショートケア」が病院長特別表彰を授与しました!
「ショートケア」とは、心身医療科に通院されている方を対象に、社会生活機能の回復を目的とする精神科治療における心理社会的治療の一つです。 レクリエーションや芸術・創作活動、スポーツや調理実習などの活動を行い、心身状態の回復と社会生活適応への支援を行っています。
当科が神経精神科と標榜していた時代から20年以上、ショートケアは多くの外来患者さんの支援に寄与してきました。また、医学部生のBSLにおける臨床実習の貴重な体験学習の場となっています。加えて、当科で実施している臨床心理職養成コースの研修生に対する実際のプログラム運営と心理社会的治療の重要な研修の場となっています。このような長年の貢献がこの度の表彰につながったと思います。
しかしこの度の表彰は、これまでの諸先輩方やショートケアを利用された患者様、ならびに矢部博興教授をはじめとする神経精神医学講座・心身医療科スタッフの皆様の多大な貢献が無ければこのような表彰はありませんでした。
この場をお借りしてショートケアに関わったすべての方々に感謝申し上げます。
このような表彰を更なる糧として精進し、患者様や心身医療科スタッフと共に、さらにより良いショートケアへと発展させて参りたいと思います。
今後ともご支援・ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。